029-835-6770
インプラント・コンフォートについて
コンフォートについて
コンフォートとは、入れ歯の裏側に白いゴム(生体用シリコーン)を貼り付け、クッションの役割を持たせた現代の入れ歯です。驚くべきことですが、入れ歯の製造技術、材質は、1950年代から進歩していませんでした。一方で、医療技術などの発達により、平均寿命も伸びてきているなかで、豊かな人生に対する要求はますます高まっています。そのような時代背景のもと、科学技術の発達した現代の入れ歯技術、それがコンフォートなのです。
コンフォートの特徴
-
歯ぐきにかかる圧力を軽くして、噛んだときの痛みを和らげます。
-
噛める!入れ歯と歯ぐきの間でクッションとなって、しっかりと噛めます。
-
外れない!白いゴムが吸盤のような働きをして入れ歯をはずれにくくします。
インプラントについて
(保険適用外)
インプラントとは “自分の歯のように噛める人工歯”
自分の歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。固定性であるため、ぐらついたりせず、まるで自分の歯のように噛めるようになります。当院では、アストラテックインプラントを使用しています。アストラテックインプラントとは世界的な製薬、医療器具メーカーであるアストラゼネガ社のグループ企業、アストラテック社によって開発された生体親和性に優れ、長期間安定して使用できる素材である純チタンを用いた歯科用インプラントです。1985年から開発に取り組み、現在その研究開発力と長期安定性は世界中で高い評価を得ています。
インプラントの治療例
◇歯を一本失った場合
インプラント1本を失った部分に埋入します。従来は、両隣の歯を削ってブリッジを用いて治療していました。しかし、インプラントを用いると健全な歯を削ることなく治療を行うことができます。
◇歯を何本か失った場合
従来は局部的な入れ歯による治療を行っていましたが、インプラントを何本か用いて治療を行います。入れ歯を固定するための金属のバネによる違和感はもちろんありません。
◇歯をすべて失った場合
総入れ歯ではなくインプラントを用いて治療します。この場合、食物が入れ歯と口腔粘膜の間に挟まったり、入れ歯が合わなくなるようなことはありません。
インプラント治療費の目安:330,000円/1本 (税込)
(平均的な治療期間は3カ月~6カ月、治療回数は5回程度です。まれに痛みや腫れが出る場合があります。)
インプラント治療の流れ
Step1 診断と治療計画
まずは、治療に必要な検査を行いインプラント治療が可能か診断します。その後、患者さんと相談しながら、治療計画を立てます。
Step2 フィクチャー埋入の手術
歯の根に相当する顎の骨に「インプラント部品(=フィクスチャー)」を埋入する手術を行います。局所麻酔を用いて行いますので安心して手術を受ける事ができます。
Step3 治癒期間
この後、骨とインプラントがしっかり結合されるまで治癒期間を設けます。約3~6ヶ月くらいの期間となります。※治癒期間は骨の質などにより個人差があります。※この間、必要に応じて仮の歯を入れることもあります。
Step4 アバットメントの連結
人工の歯の支台となるインプラント部品(=アバットメント)をフィクスチャーに連結します。※この時、簡単な手術を行う場合もあります。
Step5 人工歯の装着
インプラントを含めたお口の中全体の印象採得(=型をとること)を行います。その型に従い人工の歯を作製します。その後、アバットメントの上に人工歯を装着して完成です。
Step6 メンテナンス
インプラント治療の終了後、インプラントを長持ちさせるためには、定期的な検診と適切なホームケアが必要不可欠です。指導に従い正しい歯みがきをこころがけてください。また、半年に一度、定期検診を受けインプラントの状態を確認することも大事なことです。
-
Q:インプラント治療は誰にでも受けられますか?A:年齢的に顎の骨が完成する20歳前後から、健康的な方であれば基本的に誰でも治療を受ける事が出来ます。 ただし、全身疾患、妊娠中の方などはインプラント治療を受けられない場合がありますのでご相談ください。
-
Q:インプラントの治療期間はどのくらいかかるのですか?A:インプラントを埋入した部位や個人によって差がありますが、4ヶ月から7ケ月程度の治療期間が必要となります。